種田山頭火の句

鉄鉢の中へも霰

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出典は『行乞記(二)』

昭和7年(1932年)1月8日、福岡県遠賀郡芦屋町で詠まれた句。

昭和六年、熊本に落ちつくべく努めたけれど、どうしても落ちつけなかつた。またもや旅から旅へ旅しつづけるばかりである。

自嘲

うしろすがたのしぐれてゆくか

鉄鉢の中へも霰


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