種田山頭火の句碑

墓がならんでそこまで波がおしよせて

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日向市美々津町石並駐車場に車を停める。

駐車場に種田山頭火の句碑があった。


墓がならんで
 そこまで
波がおしよせて

『草木塔』に収録の句。

平成17年(2005年)10月27日、美々津の歴史的な町なみを守る会建立。

 俳句とお酒を生涯の楽しみとして、いた山頭火は鹿児島から宮崎を経て昭和5年(1930年)10月27日、美々津に入りました。

 当時石並にあった旅館池部屋に宿をとり、別府の共同浴場を利用しております。

 翌日は美々津町筋を行乞し平岩を経て富高に向かい、それぞれの地で俳句を詠んでいます。

 当時この地は墓地で、すぐ近くまで波がおしよせており、その情景を詠んだものと思われます。

美々津の海


美々津港灯台が見える。

今日の行乞相は、現在の私としては、まあ満点に近い方だつた、我といふものがなかつたとはいへないが、ないに近い方だつた、そして泊つて食べる(その上に酒一本代)だけは頂戴することが出来た。

  ・墓がならんでそこまで波がおしよせて

   いざり火ちらちらして旅はやるせない


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