種田山頭火の句碑

日の落ちる方へ水のながれる方へふるさとをあゆむ

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防府市宮市町に「山頭火ふるさと館」(HP)がある。


平成31年(2019年)4月1日より観覧料は無料。

「山頭火ふるさと館」の前に山頭火の句碑があった。


日の落ちる方へ
   水のながれる方へ
 ふるさとをあゆむ

 昭和9年(1934年)11月21日、防府天満宮の御神幸祭の日に防府に来て詠んだ句。

よいお天気になつた、宮市の天神祭万歳だ、よし、私も参詣しよう。

一時の汽車で出かける、宮市はお祭気分があふれてゐる。

そこの一木一石みなおもひでの種だ、宮市は私の故郷の故郷である。

裸坊――それは天神祭独特の、宮市名物――が右徃左徃する、しかし昔ほど盛んでない。

粟の岩(ママ)、焼栗、メリヤス、うどんそば、密(ママ)柑、等々の店の間を人にもまれて歩く、天満宮に参拝して、いろいろの見世物小屋の間をくゞつて、お山で休む、酒垂山は天然の公園だ、一歩一歩に少年時代の夢がよみがへる、あゝ時は過ぎ行く、過去はなつかしい、あの頃の私は……

『其中日記』(七)

防府市制施行85周年を記念して建立。

令和3年(2021年)10月7日、除幕式。

コーヒーの店エトワル」へ。

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