2024年埼 玉

タゴールの胸像〜高田博厚彫刻群〜
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タゴールはインドの詩人・思想家。

大正2年(1913年)、アジアで初のノーベル賞(文学賞)受賞。

昭和16年(1941年)、80歳で死去。

タゴール
Devendranath Tagore


昭和54年(1979年)、高田博厚制作。

タゴールの絵――それはお伽話と詩と神秘とが一つになっている「たのしみ」である――に彼の精神風土、詩魂、思想の原形質があると、私は思うのである。タゴールの思想形体は難かしいものではないのだ。彼の本質はひじょうに単純素朴なのである。彼の絵がよくそれを示しているだろう。

――作者――

左側から
   
右側から

   


女のトルソ
Torse de femme


昭和38年(1963年)、高田博厚制作。

どのように完全な姿態を巧みに写しても、それは真の「形」とはならない。人体の一部を現わしても、それが極限の「調和」をえているならば、それこそ本当の「形」である。

――作者――

左側から
   
右側から

   


ポール・シニャックはフランスの画家。

 昭和6年(1931年)、高田博厚はシニャックの家に招かれ、芸術について語り合う。シニャックは主唱するアンデパンダン展に博厚を推薦したそうだ。

 昭和10年(1935年)8月15日、シニャックは71歳で没。

ポール・シニャック
Paul Signac


昭和36年(1961年)、高田博厚制作。

それから次々と部屋の絵のコレクションを見てまわった。セザンヌの30号の風景、これは驚くべき傑作だ。僕はうなった。シニャックもうなっている……。

――作者――

左側から
   
右側から

   


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