和銅5年(712年)、傷を負った1羽の白鷺が葦原に降り、そこに湧いていた湯で傷を癒したと言われているそうだ。 |
昭和11年(1936年)6月月13日、 種田山頭火は鶴岡の和田光利(秋兎死)を訪ね、湯田川温泉で豪遊した。 |
六月十四日 秋君といつしよに湯田川温泉へ。 六月十五日 散歩。 六月十六日――廿二日 酒、女、むちやくちやだつた。 秋君よ、驚いてはいけない、すまなかつた、かういふ人間として、許してくれたまへ。 |
みちのくはガザさいて秋兎死うたふ |
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朝蝉夕蝉なぜあなたは来ない |
「みちのくはガザさいて秋兎死うたふ」の句は初出不明。 「朝蝉夕蝉なぜあなたは来ない」は昭和11年11月句会の句。 |