昔の温泉福 島

木賊温泉「井筒屋旅館」

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 東北自動車道の西那須野塩原ICから国道400号を経て、国道121号(会津西街道)に入る。国道352号で檜枝岐方面に行く。


途中に舘岩村前沢曲家集落があった。


 前沢曲家集落は、明治40年の大火で全戸を集落焼失した後、各戸が一時期に同一の大工集団により建築されたそうだ。

現在もそのまま民家として使用されている。


村のお年寄りが集まって、黄色い西瓜を食べていた。私にもくれた。

 前沢曲家集落の先を左に曲がって、西根川沿いに8キロほど行くと、木賊(とくさ)温泉がある。

木賊(とくさ)温泉は今から約1,000年前に発見されたと伝えられているそうだ。

 旅館が沢山あって、どこのお風呂に入ったらいいのかわからない。「井筒屋旅館(HP)」があって、そこは日本秘湯を守る会会員旅館だから、まあ間違いない。

 おじいさんが出てきて、内風呂だの、岩風呂だの、混浴だのと言っていたが、よくわからない。よくわからなくても、どうせ他に客がいないようだから、かまわない。あまり「日本秘湯を守る会」らしくないのが、またいい。

泉質は単純硫黄泉。

お風呂の前が西根川の清流だ。


木賊温泉といえば、西根川の川岸にある露天風呂


女の人はちょっと入れない。

 つげ義春は昭和45年5月に木賊温泉を訪れたようだ。『つげ義春の温泉』に木賊温泉の写真が載っている。

露天風呂はつげ義春が訪れた頃のままだと思う。

帰りは、国道352号で檜枝岐を通って、関越自動車道の小出ICに出た。

大変だった。

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