昔の温泉福 島

岳温泉「庭園の宿松溪苑」

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宮床湿原から国道289号を行き、只見で右折して国道252号(沼田街道)に入る。

会津坂下ICで磐越自動車道に。

磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから国道115号に入り、岳温泉に向かう。

土湯トンネルを抜ける。

道の駅「つちゆ」から国道459号に入り、岳温泉へ。


岳温泉は安達太良山麓に広がる温泉郷。標高600mの高原にある。

 岳温泉のはじまりは、なんと千百数十年前、坂上田村麻呂が東征途中に発見したと伝えられているそうだ。

今日は庭園の宿松溪苑(HP)」に泊まる。

庭園の宿松溪苑」は小さな温泉街の一番奥にある。


車を停めると、「あだたらの宿扇や」の女将が出迎えた。

あだたらの宿扇や」の駐車場だったのだ。

庭園の宿松溪苑」の庭園


 今回はJR東日本の[宿泊のみ]コースで、1泊11,500円。1,200円の「湯めぐり手形」付き。

 「湯めぐり手形」で岳温泉10軒の旅館のお風呂が楽しめる。利用時間は14:00〜20:00。20:00までということでは、夕食後に入ることはできない。夕食前に前に「湯めぐり手形」で湯めぐりに出掛ける。

 隣の「あだたらの宿扇や」のお風呂に入ろうと思ったが、「湯めぐり手形」で入れる旅館ではなかった。

「ホテル安達屋」へ。さらに陽日の郷あづま館」へ。

夕食後「庭園の宿松溪苑」のお風呂に入る。

 「庭園の宿松溪苑」の大浴場は「ホテル安達屋」や「陽日の郷あづま館」ほど広くはないが、落ち着いた風情がある。

大浴場「寿松の湯」


レンズが曇ってうまく撮れなかった。

大浴場の外に露天風呂がある。

露天風呂「木野香」


夜だから、フラッシュを焚く。塀の向こうは女風呂。なんだか誤解されそう。

源泉名は岳温泉(元湯)。泉質は単純酸性温泉。泉温は58.3℃。

 昭和25年の分析表があった。それには「本泉は酸性緑礬泉に属する」と書いてあった。

 明治36年(1903年)10月20日、深堀温泉(現在の岳温泉に隣接した深堀村)は旅館の失火により温泉街は全滅。

 現在の地に岳温泉が再開されたのは明治39年(1906年)のこと。「庭園の宿松溪苑」は「佐藤屋旅館」として創設。

磐梯吾妻スカイラインへ。

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