昔の温泉群 馬

磯部温泉「雀のお宿磯部館」

 仙ヶ滝から県道33号渋川松井田線で国道18号に戻る。磯部入口を右折し鉱泉橋を渡って碓氷川を越えると、磯部温泉。


磯部温泉に足湯がある。足湯は2003年12月12日にオープン。

足湯の脇に村上鬼城の句碑があった。

村上鬼城の句碑


泉わくやときどき高く吹きあくる

 舌切雀のお宿ホテル磯部ガーデン」で日帰り入浴できるのは平日の午前11時から午後3時まで。

今日は雀のお宿磯部館(HP)」のお風呂に入る。

雀のお宿磯部館」


日帰り入浴は1時から。料金は1,200円。

当館が雀のお宿≠ニ呼ばれる由来

 磯部館は古来より代々名主をつとめた旧家で、江戸時代より旅館業を営む老舗でございます。当時このあたりにはうっそうと竹がおい茂り、その中に瀟洒に佇んだ宿をまるで、おとぎ話の中に出てくる雀のお宿のようであると村人達の口々に言い伝えられてまいりました。

 そうしてこの話は、その後当館に滞在した童話作家の巌谷小波(いわやさざなみ)の手により童話化され、今日に至ったということです。

雀のお宿磯部館」の前身「蓬莱館」は大手拓次の生家である。

大正13年(37歳)ころの拓次


昭和9年(1934年)4月18日、結核で死去。

「磯部館」の創立者大手秀男は拓次の弟。

 昭和12年(1937年)1月4日、北原白秋は墓参に訪れている。2月には萩原朔太郎が宿泊している。

  磯部行

      十二年一月四日、展墓の為に、大手拓次君の郷里上州磯
      部温泉に赴き、八日まで、磯部館新館に宿る。主人桜井
      氏は故詩人の令弟なり。

   冬朝 観望

雪しろき浅間とぞ思ふ上の嶺けぶり吐きをり今朝はしづかに

み雪つみ今朝はきはだつ浅間嶺の噴くけぶり見れば風無かりけり

『渓流唱』

庭園風呂「碓氷の湯」


 源泉は天明3年7月の浅間山の大噴火の折に吹き上げた「磯部鉱泉」だと思う。

露天風呂


 源泉名は磯部温泉恵みの湯。平成8年に安中市に掘り当てた源泉で、湧出量は毎分150リットル。

 泉質は含銅・鉄(U)−ナトリウム−塩化物炭酸水素塩泉。泉温は52.6℃。pH7.1。

露天風呂のお湯はよかった。

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