「お風呂に入れますか?」と聞くと、「内風呂ですか、露天風呂ですか?」聞かれた。
本館の内風呂が400円、別館の露天風呂は800円。ここまで来たら、別館の露天風呂に入ることにする。
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別館の湯小屋は近年建て直したばかり。
露天風呂だけではなく、立派な檜風呂がある。
湯小屋の檜風呂
露天風呂も檜風呂1つずつなので、混浴ということになる。混浴といっても、誰も入っていない。女性だけで入る時は、「女性専用」の札を出しておく。
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お湯は澄んでいて、浴槽の底に湯の花が溜まっている。
ホースから出ているのは水ではなく、これも温泉。
檜風呂の源泉名は「中の湯」。泉質は塩化物泉。泉温は67.2℃。
昭和26年の温泉分析表があった。
「本水は含芒硝重曹食塩泉に屬する」と書いてある。
露天風呂は檜風呂と源泉が異なる。
露天風呂の源泉名は「荒湯」。泉質は塩化物泉。泉温は54.0℃。
本館の内風呂は、また別の源泉。
「旅館中の湯」は3つの源泉を持っているのである。
三毳山(みかもやま)へ。
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