定山渓温泉「ぬくもりの宿ふる川」

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支笏湖から定山渓温泉へ。


「札幌の奥座敷」というが、札幌から意外と離れていた。

由   来

 定山渓温泉は慶応2年(1866年)備前の禅僧美泉定山(定山坊)が布教遍歴の途中、アイヌから此の地に天然の湯が湧出している事を聞き、明治2年(1869年)に病人の湯治用の浴場を設けたのが始まりです。

 明治4年、北海道開拓使岩村判官は定山坊の願いを聞きいれ、札幌から定山渓に至る道路を開削し浴室を建てて定山坊に湯守を命じました。

 定山坊の名にちなみ定山渓と命名されました。

 四囲は山を望む静かな環境と、溢れ流れる豊富ないで湯の定山渓温泉は、我が国の主要な温泉郷の一つでございます。

ぬくもりの宿ふる川」(HP)


しゃれた入口につられて、入ることにした。

日帰り入浴は料金1,000円。

 登別は山中の温泉也。湯川は野の温泉也。兼ねて海の温泉也。定山渓は渓間の温泉也。三温泉それぞれ特色あり。定山渓は一番寂しき代りに、嵐気人に逼る。札幌より六七里、定山渓の札幌に於けるは、猶ほ湯川の函館に於けるが如し。十数の楼台直に豊平川の渓流に接す。水清くして、断崖深く且つ奇也。

「北海道山水の大観」(定山渓温泉)

8階の展望風呂


源泉名は定山渓温泉。

まだ入っている人は少なかった。


 泉質はナトリウム−塩化物泉(中性低張性高温泉)。旧泉質名:弱食塩泉。pH7.2。泉温は64.9℃。

露天風呂


 昭和6年(1931年)5月24日、与謝野寛・晶子夫妻は定山渓温泉に泊まっている。

ちかづきぬ定山渓に入るみちと豐平川の遠く來るおと

五月なほつばめかへらぬ石狩の温泉(いでゆ)のまちに山鴉啼く

「北海遊草」

札幌市街へ。

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