昔の温泉静 岡

伊豆長岡温泉「三養荘」

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今日は伊豆長岡温泉「三養荘」(HP)に泊まる。


昭和4年(1929年)、三菱財閥三代目岩崎久彌の別邸として建設。

東京都台東区に旧岩崎邸庭園がある。

岩崎家が家訓としていた蘇東坡「三養訓」よる。

 安分以養
 寛胃以養
 省費以養

昭和22年(1947年)、旅館「三養荘」として営業を始める。

昭和22年(1947年)、久保田万太郎は「三養荘」を訪れている。

   古奈“三養莊”にて(三句)

さゞなみをたゝみて水の澄みにけり

芒の穂うつすと水の澄みにけり

佇めば身にしむ水のひかりかな

『流寓抄』

「三養荘」の玄関


白い車はベンツである。

お供え


中庭の紅葉


長い廊下を通って、お風呂へ。


大浴場


泉質はアルカリ性単純温泉。

大浴場の周囲に露天風呂がある。


日本庭園


42,000坪の壮大な敷地。

ちなみに蓮台寺温泉「清流荘」の敷地は6,000坪。

日本庭園の中の本館


 昭和25年(1950年)11、水原秋桜子は伊豆長岡温泉を訪れている。

   長岡温泉

伊豆の湯は霜月末の菊匂ふ

『残鐘』

 昭和39年(1964年)5月28日、荻原井泉水は三養荘へ。

伊豆古奈、三養荘にて 三句

案内されてあじさいの藁屋にも湯がある
五月廿八日

つつじ執念に散らずあじさいいち早く咲く

湯とあじさいと妻のはだかも久しぶりか


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