2015年長 野

湯沢神社〜芭蕉の句碑〜
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野沢温泉村豊郷に湯沢神社がある。


湯沢神社の石段


湯沢神社は旧く「湯山〜湯沢」と呼称された野沢温泉の総鎮守です。

創建の年代ははっきりしませんが、諏訪信仰の祖神建御名方神(タケミナカタノカミ)を祭神とし、現在の社殿は明和2年(1765年)頃の造営と伝えられています。拝殿の扁額は明治の元勲三条実美公の揮毫に成り、建築や組物、彫刻はその作風から江戸時代中期 この地方で活躍した越後の工匠岩崎嘉一とその一門の作と推定されています。建築当初の 様式をよく伝えていることなどから、村有形文化財に指定されています。

又、例年9月8・9日に行われる秋祭は「灯篭連れ(づれ)」と愛称され、格調あるその行列は村無形民俗文化財としての伝統を守り続けております。

野沢組惣代

石段の右手に芭蕉の句碑があった。


梅か香にのつと日の出る山路哉

元禄7年(1694年)春、芭蕉51歳の句。

『炭俵』冒頭、志太野坡と両吟歌仙の発句である。

慶応3年(1867年)10月12日、建立。

湯沢神社社殿


野沢温泉村指定文化財である。

 本殿は、覆屋の中にあり18世紀前期、作風から宝永年間(1704〜1711)の越後の工匠のものと推定されます。一間社流造りという形で軸部は欅材漆塗り、周囲には色彩が施された彫刻が添えられています。

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