2024年〜長 野〜
上田藩主居館表門〜長野県立上田高等学校〜


| 上田市指定文化財 |
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上田藩主の居館は、真田氏・仙石氏・松平氏の各時代を通して、現在の長野県立上田高等学校の敷地となっている場所にあり、「御屋形(おやかた)」と呼ばれていました。 居館の遺稿である表門・土塀・濠等に往時の姿をとどめています。 表門は、藩主松平忠済(ただまさ)時代の寛政2年(1790年)にその前年焼失した居館とともに再建されたものです。 前面には、4本の太い角柱が並び、中央間には大板扉を釣り、左右には潜りの扉がつけられ、6面に削った通し梁でつないでいます。 創建当時の様式がよく保たれており、長野県下最大規模の薬医門として貴重な存在です。 土塀は江戸時代末期の構築ですが、濠と土塁は真田氏時代の面影を残し、全体として江戸時代の大名屋敷の外廻りを知る良い例です。 但し、土塀の下部と濠の周囲の石積みは、崩落防止のために最近施行されたものであり、濠の幅も道路の拡張により狭められています。
上田市教育委員会 |
