2015年長 野

樽 滝〜玉滝不動尊〜
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 木島平村の国道403号と長野県道451号七曲西原線が交わるところに玉滝不動尊がある。


玉滝不動尊社殿


社殿の右手に古い芭蕉の句碑があった。


川上と故のかはしもや月の友

出典は『続猿蓑』

元禄6年(1693年)秋、深川の五本松で詠まれた句。

建立年は不明。

社殿の左下に新しい芭蕉の句碑があった。


ほろほろと山吹散るか滝の音

 この句は芭蕉44歳・貞亨4年(1687年)江戸を発ち、伊勢・大和を経て、須磨・明石に至る10ヶ月の紀行文『笈の小文』に詠まれている。

 場所は吉野川上流の大滝付近である。

 句碑は木島平村での芭蕉句碑11番目になる。

玉滝不動俳句会

平成19年(2007年)5月8日、玉滝不動尊社殿再建記念に建立。

 木島平村の芭蕉の句碑のうち建立年が分かる物の中で最も古い句碑は木島平村役場前にある。

名勝 雄滝(男滝)・雌滝(女滝)

 通称樽川の上流に不動明王を祭る神社があります。そのすぐ下流にある滝(雄滝)とさらにそのすぐ下流にある滝(雌滝)がそうです。昔から上木島と往郷の境に位置し、両村の伝承として村歌、和歌、俳句などに歌われています。昔、柏尾から大蛇がこの雄滝に移り、雨乞いをして干害から救ったという伝説も残っています。

 こうして、戦前までは5月8日には滝見物として近村から大勢の人々が集まり、傍らの不動明王に参拝し、村民の憩いの場でもありました。この滝と併せて両岸の複輝石安山岩と北東のケヤキの自然林は、その美しさを一段と高め荘厳さを極めています。

木島平村教育委員会

滝見橋から見る雄滝


 普段は水を発電に利用しているため流れていない幻の滝である。

 平成24年(2012年)までは、5月8日の玉滝不動尊の例祭の日に合わせて放流した。

 平成25年(2013年)から秋にも見られるようになったそうだ。

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