2008年長 野

豪商の館田中本家博物館〜小林一茶〜
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須坂市に「豪商の館田中本家博物館」がある。


田中本家博物館

 田中本家は、初代新八氏が享保18年(1733年)に商人として独立し、現在まで続いている。

 江戸時代は、米、菜種油、煙草等を商い、須坂藩の御用達商人を務めた。近年土蔵の調査をしたところ、江戸時代からの生活に使用された品々が素晴らしい保存状態で現存。当時の生活を知る上でも大変貴重と専門家の薦めもあり、100m四方を20の土蔵が囲む屋敷を開放し、平成5年4月に豪商の館・田中本家博物館として開館した。

前庭(春の庭)


企画展「田中本家のお雛様と婚礼道具」開催中だったが、撮影禁止。

大庭(秋の庭)


 浅間山の大噴火(200年前)による天明の大飢饉の時、住民の救済を兼ねて京都より庭師を招いて作られた庭園で、裏山を借景にして池を巡る池泉回遊式庭園です。

中庭(夏の庭)


文政6年(1835年)、小林一茶は度々田中家を訪れたようだ。

文政6年(1823年)6月29日、一茶は須坂の田中家に入る。

[廿]九 晴 墨坂田中に入

『文政句帖』(文政6年6月)

一茶が田中家に泊まった翌朝に詠んだ句が残されている。

田中氏にやどりけるを、朝起き起きのいさぎよさを

   涼しさや縁からすぐに川手水

涼しさや縁の際なる川手水

『文政句帖』(文政6年7月)

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