2005年長 野

千曲川万葉公園〜碑巡り〜

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萬葉の宿佐久屋」から万葉橋に向かい、千曲川沿いの千曲川万葉公園に行く。


「万葉公園」と言うくらいだから、『万葉集』の歌碑が幾つもある。

その中に山上憶良(660−733頃)「子等を思ふ歌」の歌碑もあった。



瓜食(は)めば子ども思ほゆ
栗食(は)めばまして偲(しぬ)はゆ
いづくより来たりしものぞ
(ま)なかひにもとなかかりて
安寝(やすい)しなさぬ

反歌

(しろがね)も金(くがね)も玉も何せむに
優れる宝子にしかめやも

『万葉集』(第5巻)

左が反歌である。

「子等を思ふ歌」は「千秋文庫」入口の壁にも刻まれている。

千曲川万葉公園にあるのは『万葉集』の歌碑だけではない。

紀貫之の歌碑があった。


月影はあかず見るとも更科の山の麓になが居すな君

『拾遺和歌集』

小野小町の歌碑もあった。


あやしくも慰めがたき心かな姨捨山の月もみなくに

『続古今和歌集』

 『続古今和歌集』は「二十一代集」の11番目。「二十一代集」は「八代集」と「十三代集」とを合わせた歌集の総称。

加舎白雄の句碑があった。


なかんづく鮎の尾あかし千曲川


高浜虚子の句碑もある。


春雨やすこし燃えたる手提灯

出典は『高浜虚子全集』。字は読めないが、高浜虚子の自筆だそうだ。

大正3年(1914年)3月の句。

春雨やすこしもえたる手提灯

大正三年三月 第三日曜。発行所例会。

『五百句』

戸倉上山田温泉「笹屋ホテル」へ。

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