2012年長 野

「木落し坂」〜島木赤彦の歌碑〜
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下諏訪町萩倉の国道142号(中山道)沿いに「木落し坂」がある。


「木落し坂」を見上げる。


諏訪大社 御柱木落し坂

 諏訪大社の御柱祭は、7年目毎寅・申年に行います。規模の大きさ、勇壮・豪快なことは比類なく、天下の大祭として知られています。

 樅の巨木を奥山から切り出し、社の四角に建てるのですが、山から引き出す「山出し祭」が御柱年の4月、町中を曳行し建立する「里曳き祭」を5月に行います。

 曳行途中、木落し坂と呼ぶこの急坂で、御柱を引き落とすのが下社山出し祭最高の見せ場「木落し」です。男意気に駆られる若者たちが群がりうちまたがった御柱を、100メートル余り、最大傾斜45度崖のようなこの木落し坂頂上から、一気に引き落とします。落下の反動で、若者たちの大半は放り出され御柱とともに転がりおちる、一帯を埋めつくす大観衆は一瞬意気をのみ、驚声と大喚声が沸き上がり、その豪壮さは筆舌に尽くせません。

「男見るなら七年一度 諏訪の木落し坂落し」

と唄われてきました。この木落し坂での木落しは、下社春宮・秋宮の柱8本を3日にわたって行います。

下諏訪観光協会

「木落し坂」の上


高低差は32メートルあるらしい。

島木赤彦の歌碑があった。


萩倉の丘の上なる双松いく代まてにか年の經ぬらむ

 樹齢およそ200年に及ぶここの松を昔は尾根の松と云い、以後は木落しの松と呼ばれて区民にとって馴染の深い松である。

大正12年(1923年)頃に詠まれた歌だそうだ。

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