2014年長 野

七瀬の五輪塔〜芭蕉の句碑〜
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中野市七瀬に七瀬の五輪塔がある。


七瀬の五輪塔


 中野市指定有形民俗文化財

七瀬の五輪塔

 五輪塔という名は輪を5つ重ねた形に由来します。仏教思想に宇宙は五大元素から形成されているという考え方があり、5つの輪は下から地・水・火・風・空を象徴しているとされています。

 七瀬の五輪塔は高さが119センチメートルあり、近在では稀に見る大きさです。造立年代はわかりませんが、中世の豪族か、有力な武士の供養塔だと考えられます。

 この塔の石粉が子供の病気に良く効くという話が伝わっています。また、縁切り地蔵ともいわれています。このように五輪塔が庚申信仰的な要素をもったり、地蔵信仰に転用されているのは珍しいことです。

中野市教育委員会

五輪塔の手前右手に芭蕉の句碑があった。


梅か香にのつと日の出る山路かな

元禄7年(1694年)春、芭蕉51歳の句。

『炭俵』冒頭、志太野坡と両吟歌仙の発句である。

安政2年(1855年)3月、建立。

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