斎藤茂吉の歌碑


大きみもほめたまひたる伯父の君は

いのちながくてくにの寶ぞ   茂吉

金沢治右衛門氏邸

上山市金瓶に金沢治右衛門氏邸がある。

斎藤茂吉の父守谷伝右衛門熊次郎の生家である。

伝右衛門は守谷家の養子に入った。

金沢治右衛門氏邸の庭に茂吉の歌碑があった。


大きみもほめたま
ひたる伯父の君は
いのちながくて
くにの寶ぞ 茂吉

昭和14年(1939年)に詠まれた歌。『寒雲』収録。

「伯父の君」は治右衛門。92歳であったようだ。

昭和47年(1972年)10月15日、金沢治右衛門建立。

斎藤茂吉記念館によれば全国で38番目の茂吉の歌碑である。

 上山市には23基の茂吉歌碑があるが、蔵王熊野岳山頂の歌碑に次いで古いもの。

金瓶には6基の歌碑があるが、最も古いものである。

   雜歌控

      賀壽

わが父の兄の治右衛門伯父こそは九十二歳の老に入りけれ

大君もほめたまひたる伯父のきみはいのち長くて國の寶ぞ

甥茂吉五十八歳にしてよろこびぬ九十二歳の伯父治右衛門を

餅あまたくひ飽かぬてふ伯父のきみを今壽老人とわれ申しける

金瓶が金谷のころに生れたる伯父をおもへば年ふりにけり

『寒雲』

鈴木隆一氏邸へ。

斎藤茂吉の歌碑に戻る