2016年宮 崎

牧水公園〜牧水像〜
indexにもどる

牧水生家前の坪谷川を渡る。


牧水橋手前の欄干に牧水の歌があった。


上つ瀬と下つ瀬に居りてをりをりに呼び交しつつ父と釣りにき

出典は第15歌集『黒松』。

 昭和2年(1927 年)、牧水は中学時代の鮎釣りを思い出して「鮎つりの思ひ出」25首の歌を詠んでいる。

昭和60年(1985年)10月、東郷町建立。

 『若山牧水歌碑インデックス』(榎本尚美、榎本篁子著)によれば、全国で126番目の牧水碑である。

橋を渡ると旅水の歌があった。


淵いでてたかく乾けるひとつ岩をさなき父が鮎釣りし岩

牧水橋を渡ると、牧水公園。

牧水の銅像があった。


平成3年(1991年)9月17日、東郷町建立。塑像制作 奥村良弘

 昭和11年(1936年)、奥村良宏は宮崎県都城市に生まれる。多摩美術大学卒、菊池一雄に師事。

「幾山河こえさりゆかば」と果てしなき旅をつづけ、歌ひとすじにその生涯を生きぬいた歌人牧水。そしてまた、世の多くの人々に敬愛され、親しまれ、格調高い秀歌を遺した牧水。

わが東郷町は、この偉大なる歌人を生んだことを誇りとし、先賢を偲びその業績を未来永劫に顕彰するため、ここに銅像を建立する。

平成18年(2006年)、2月25日、東郷町は日向市へ編入。

牧水公園には10基の牧水歌碑がある。

2016年宮 崎〜に戻る