万葉の歌碑
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柿本人麻呂の歌碑

大津市唐崎に唐崎苑湖岸緑地がある。

唐崎苑湖岸緑地に柿本人麻呂の歌碑があった。



ささなみの志賀
の唐崎幸く
あれど大宮人の
船待ちかねつ

『万葉集』(巻第一)の歌である。

 ささなみの志賀の唐崎は、昔と変らずにあるけれど、大宮人の遊ぶ船はいくら待ってももう見ることができません。

 近江の荒れたる都を過ぎる「時」に添えられた反歌、柿本人麻呂が、壬申の乱(672年)により荒廃した近江京を訪ねた時によんだ歌。「唐崎」は、その名前「からさき」に「さきく」、つまり幸いであることが込められていたのに儚かったと嘆かれている。

平成20年(2008年)11月、淡海万葉の会建立。佐佐木信綱書。

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