2012年京 都

白河院庭園〜諸九尼湖白庵・幻阿蝶夢五升菴址〜
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京都市左京区岡崎法勝寺町に白河院庭園がある。


白河院庭園


京都市指定名勝白河院庭園

 本庭園の周辺は、かつて白河天皇が営んだ法勝寺の境内にあたり、白河院の名称は、それに因んで付けられました。

 庭園と建物は、当地が下村忠兵衛の所有となった翌年の大正8年(1919年)に造られた。下村家は、明治から昭和にかけて呉服業を営んでいた家柄である。昭和33年(1958年)に、現所有者の前身である私立学校教職員共済組合の宿泊施設となり現在に至る。

 庭園を手がけたのは7代目小川治兵衛(植治)である。昭和57年(1982年)に洋館と和館の一部は取り壊されたが、庭園部分は殆ど改変を受けなかった。

 庭園の構成には、東山の眺望を活かしつつ和館の傍にクロマツの大木を配することで、敷地に遠近感を与えるなどの工夫が凝らされている。さらに、樹木の特性を熟知した植栽の配置、琵琶湖疏水から引かれた水流の巧みな取り扱いなど、植治による円熟の枝が随所に現れており、貴重なものである。

京都市

手前右手に「諸九尼湖白庵・幻阿蝶夢五升菴址」の碑があった。


右側面に「惟然坊旧蹟トモ伝フ」とある。

 明和3年(1766年)、蝶夢は東山岡崎に五升庵を結び隠棲する。

 明和4年(1767年)、諸九は惟然坊旧庵「風羅堂」に「湖白庵」を結ぶ。

昭和45年(1970年)12月24日、社団法人義仲寺史蹟保存会建立。芝蘭子書。

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