虚子の句碑

水温む利根の堤や吹くは北



栄町安食の長門川畔に高浜虚子の句碑があるというので、行ってみた。


国道356号(利根水郷ライン)の長門橋下に虚子の句碑があった。


水温む利根の堤や吹くは北

昭和47年(1972年)、栄町・芦の芽会建立。

 大正6年4月26日、子息としを氏を初め日日国民両新聞記者等20余名の同門を引き連れ、高浜虚子先生春の大利根に来る。これを迎えんとして参加する者、千葉・茨城の俳人160余名、丹波の泊雲氏醸造の銘酒「小鼓」を打ちながら安食の長門橋より高瀬舟に乗る。小鼓に酔春の歓喜交々唄ふ。ことに大漁節の合唱は對岸の人々を驚かしめ、灯ともる頃矢口川岸に上陸、それより龍路をたどり橋本旅館に泊り盛大な句会を催せり。為めに此の辺りの俳筵大いに興るを当時の国民新聞は報じ、又鈴木三羊もその模様をかく描写してゐる。

「丹波の泊雲氏」は虚子の門人西山亮三。

その当時の賑わいは、今では嘘のようである。

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