西行ゆかりの地
西行の歌碑
鴫立庵
JR東海道線大磯駅から海岸に向かうと、鴫立沢に
鴫立庵
がある。
鴫立庵
西行の歌碑があった。
こころなき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮
『新古今和歌集』
収録の歌である。
佐佐木信綱
筆
文明18年(1486年)、道興准后は鴫立沢を訪れている。
鴫たつ沢といふ所にいたりぬ。西行法師こゝにて、心なき身にも哀れはしられけりと詠ぜしより、此の所はかくは名づけけるよし、里人の語り侍りければ、
哀れしる人の昔を思ひ出でて鴫たつ沢をなくなくそとふ
『廻国雑記』
佐佐木信綱の歌碑もあった。
こゝろ今もいこひいまさむ波のおと松風きよきこの海そひに
昭和37年(1962年)11月3日、為十八世鴫立庵芳如退陰記念建立。
円位堂
円位は西行の法号。
大淀三千風
の建てたもので、堂内には西行法師坐像が安置されている。
西行旅姿の像
文覚上人作と伝えられる。
斯打興じて
大磯のまち
を打過、鴫立沢にいたり、文覚上人が刀作りときこえし、西行の像にむかひて
われわれも天窓
(あたま)
を破
(わ)
りて歌よまん
刀
(なた)
づくりなる御影
(みえい)
おがみて
『東海道中膝栗毛』
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