西行ゆかりの地


西行の歌碑

鴫立庵

JR東海道線大磯駅から海岸に向かうと、鴫立沢に鴫立庵がある。


鴫立庵


西行の歌碑があった。


こころなき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮

『新古今和歌集』収録の歌である。

佐佐木信綱

文明18年(1486年)、道興准后は鴫立沢を訪れている。

鴫たつ沢といふ所にいたりぬ。西行法師こゝにて、心なき身にも哀れはしられけりと詠ぜしより、此の所はかくは名づけけるよし、里人の語り侍りければ、

   哀れしる人の昔を思ひ出でて鴫たつ沢をなくなくそとふ


佐佐木信綱の歌碑もあった。


こゝろ今もいこひいまさむ波のおと松風きよきこの海そひに

円位堂


円位は西行の法号。

大淀三千風の建てたもので、堂内には西行法師坐像が安置されている。

西行旅姿の像


文覚上人作と伝えられる。

斯打興じて大磯のまちを打過、鴫立沢にいたり、文覚上人が刀作りときこえし、西行の像にむかひて

   われわれも天窓(あたま)を破(わ)りて歌よまん

      刀(なた)づくりなる御影(みえい)おがみて


西行ゆかりの地に戻る