2008年神奈川

瀧門寺〜夜琴亭松十〜
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神奈川県足柄下郡真鶴町岩に瀧門寺という寺がある。


瀧門寺に夜琴亭松十奉納の掛札があるというので、訪ねてみた。

多寶山瀧門寺


茅葺きである。

山号額


曹洞宗の寺である。

夜琴亭松十奉納の掛札


観音堂に掲げられ、長年雨風にさらされていたそうだ。

観音堂も今はない。

 享保18年(1733年)、夜琴亭松十は岩村に生まれ、伊東新井村の叔父池田弥平衛の養子となる。

 安永8年(1779年)5月、夜琴亭松十が師匠の無壁庵呑吐(のんど)、友人稲葉泰乙(たいおつ)を伴って瀧門寺を訪れて連歌の席を催し、それを誌して観音堂に奉納した。

若水や古郷忘れぬ瀑布の恩
   松十

   朝日戴く屠蘇のさかつき
   泰乙

天明元年(1781年)、呑吐没。

文化2年(1805年)10月、松十没。行年73歳。

伊東市新井の宝専寺に墓がある。

寒き夜の夜着かふるにも念仏かな

以上は真鶴町文化財審議委員会委員長湯本満氏の「夜琴亭松十奉納の掛札」解説による。

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