2010年神奈川

長津田宿常夜燈〜渡辺崋山〜

横浜市緑区の県道139号真光寺長津田線は旧矢倉沢往還(大山街道)。


 横浜市地域史跡
長津田宿常夜燈2基

 県北を通る公道矢倉沢往還(大山街道)は、東海道の裏道にあたり、大山参詣の信仰の道でもありました。

 長津田は江戸初期から荏田とともに宿駅に指定されていました。

 現在、上宿、下宿に常夜燈が残されています。当時の宿の繁栄を物語るものの一つです。

横浜市教育委員会

横浜市緑区長津田町5丁目に下宿常夜燈があった。


文化14年(1817年)、大山講中建立。

 天保2年(1831年)9月21日、渡辺崋山は長津田で太白堂の門人兎来や琴松と会う。

 箍(タガ)掛りしばしありけり萩の花   武長ツタ 琴松
長津田の農松五郎、名ハ琴松とよぶ。余にこの句をおくる。
沢月堂主人、袁氏が瓶史にこころ深めて、心高うよにふれば、又号兎来
 米ハなに菊のこしをば君折む
琴松ハ農夫也。余はじめて逢ひしに、西疇に事ありとて出行。
 はなしかけて麦蒔に行ぞ世は豊
兎来、旭陽堂と号、万屋藤七、経師、行燈、たばこをなりわひとす。
 大海や何所まで秋のとゞく音   兎来 草


緑区長津田町に大石神社がある。

大石神社に上宿常夜燈があった。


天保14年(1843年)、秋葉山講中建立。

大石神社社殿


在原業平朝臣を祀ったものと伝えられている。

大正12年(1923年)9月1日、関東大震災により石造本殿が崩壊した。

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