2010年神奈川

厚木神社〜渡邊崋山滞留の地〜

厚木市厚木町に厚木神社がある。


厚木神社


社殿の左手に水月庵来之の句碑があった。


散あきて木の葉しつまる旭哉

来之の句

鐘つきにのぼるかはるも一時ぞ


巣のうちにあまる尾長の尾先哉


枯ぎくの焚るゝゆふべしぐれけり


万延元年(1860年)8月、斎藤利鐘造立。

「不肖」斎藤利鐘とあるから、来之は利鐘の父であるかもしれない。

利鐘は書家で「厚木六勝」の選者。名は鐘助。別号、撫松。

 蘭斎、撫松、厚木六勝を見んと誘ふ。これは撫松自厚木六勝を撰ミ、画をもとむ。故に其真境に到んと誘ふなり。


厚木神社前の県道601号は大山巡礼で賑わった矢倉沢往還の道。

「渡邊崋山滞留の地」の標柱があった。


天保2年9月22日より24日に至る
 旅籠萬年屋 古郡平兵衛の屋敷跡

 相模川をわたる。此川大凡三四丁もありぬらん。清流巴をなして下る。香魚甚多。厚木に到。万年屋平兵衛が家を主とす。


2010年神奈川〜に戻る