2025年鹿児島
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向田邦子居住地跡〜上之平馬場通り〜

新上橋から上之平馬場通りを行く。

鹿児島市平之町の路地に「向田邦子居住地跡」があった。


 向田邦子は昭和4年(1929年)、東京に生まれました。29歳で初めてテレビ台本を執筆。「時間ですよ」、「寺内貫太郎一家」などホームドラマの傑作を次々と生み出し、人気シナリオライターとなりました。その後、46歳のとき、エッセイ『父の詫び状』を執筆したのをきっかけに小説も手がけ、昭和55年(1980年)、連作短篇小説『思い出トランプ」の中の「かわうそ」など3編により直木賞を受賞しました。しかし、翌年、台湾を旅行中の飛行機事故により、51歳で突然この世を去りました。

 向田は父の転勤により、10歳のときに一家でこの地に移り住み、思い出深い2年余りを過しました。「故郷の山や河を持たない東京生れの私にとって、鹿児島はなつかしい『故郷もどき』なのであろう」(『鹿児島感傷旅行』『眠る杯』)とエッセイに書き残しています。

歩いていると、思いがけないものにであう。

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