津田天満神社～菅原道真の歌碑～

２０２１年～兵　庫～

津田天満神社～菅原道真の歌碑～

御旅所から津田天満神社へ。

津田天満神社と文化財

延喜元年（９０１年）太宰権帥に左遷された菅原道真（菅公）が「津田の細江」で船のとも綱を敷物の代わりとして休息したことから、後に氏宮に菅公を主神として祀ったという。綱敷天神ともいう。永仁６年（１２９８年）、嘉吉（１１４３年）の社殿再建を伝え、往時は社地広大であったが、天正８年（１５８０年）羽柴秀吉の英賀城攻めで消失し、現在地に再建されたという。当社東方の思案橋西のたもとに史跡菅公小憩伝説地があり、大正１３年の石標と昭和３７年安置の菅公坐像がある。

昌泰４年（９０１年）７月１５日、延喜に改元。昌泰４年が正しい。

菅原道真の歌碑

海ならずたゝへる水の底までも

　　清き心は月ぞてらさむ

出典は『新古今和歌集』（巻第１８・雑歌下）。

昭和１８年（１９４３年）、建立。

津田天満神社

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