『奥の細道』北 陸


〜天屋跡〜

柏崎市米山町の旧北陸道沿いに「たわら屋跡」がある。


芭蕉奥の細道紀行 たわら屋跡


俳聖松尾芭蕉が(1644〜1694)が「奥の細道」へと旅立ったのは元禄2年(1689年)3月27日。芭蕉は柏崎の天屋に泊まる予定で紹介状まで用意をして来たのであるが、思わぬことから米山峠を一気に歩き通して鉢崎まで来てしまった。同行した弟子の「曾良日記」には「申の下剋、至鉢崎、宿たわらや六良兵衛」とのみ記している。鉢崎での宿・たわら屋は、代々庄屋で、300年以上も古くからこの集落に栄えた旧家で、宿屋を業としていた。大正のころまで、刈羽郡高浜町の椎谷(現・柏崎市)に5月1日(旧暦)に馬市があって、その前夜はこの町も馬の往来が激しく、たわら屋は馬宿でもあったという。

米山峠は親不知子不知と並ぶ難所であったそうだ。

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