2019年北海道

真證寺〜虚子一家三代の句碑〜
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白老町本町の道道86号白老大滝線(公園通)沿いに真證寺という寺がある。

真證寺


浄土真宗本願寺派の寺である。

真證寺の前庭


親鸞像があった。


一人居て喜ばゝ
 二人と思ふべし
二人居て喜ばゝ
 三人と思ふべし
その一人は親鸞なり

奥に高浜虚子一家三代の句碑があった。


大浪に静かな寺や夏炉守る
   立子
冬海や一隻の舟難航す
   虚子
夏炉守り寺守り雨の一日寒
   年尾
この浜に立ちし虚子あり蝦夷の夏
   汀子

平成17年(2005年)10月24日、真證寺第四世住職若林尚文建立。

 昭和23年6月17日、高浜虚子先生御一行が、折しも札幌西別院 石田雨圃子氏のご案内により当真證寺に立ち寄られ「白老句会」を催されました。

 戦前シアトル航路に就航していた氷川丸にて横浜から小樽に着き、登別、白老、支笏湖、札幌と周遊。「昭和の奥の細道」とも言われ、その間の句は後に『六百五十句』に残され、それぞれの文学全集にも収載されております。

冬海や一隻の舟難航す
   虚子
夏炉守り寺守り雨の一日寒
   年尾
大浪に静かな寺や夏炉守る
   立子

 当日の白老は冬を思わせるような気象で寺では炉に炭火を山と熾したと記録にございます。

この浜に立ちし虚子あり蝦夷の夏
   汀子

 平成17年7月24日、ホトトギス主宰稲畑汀子先生のご来訪により、当寺に残された、年尾、立子先生のご真筆を確認され、この一句を賜りました事を更なる機縁とし、予ねて念願の句碑を建立し茲に之を勒します。

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