2024年広 島

「浴女」の像〜市立中区図書館〜
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広島市中区加古町にJMSアステールプラザがある。

2階に市立中区図書館がある。

入口に「風の色」の像があった。


柴田鋼造作。

左側から
   
右側から

   


浴 女


アリスティド・マイヨール
(1861―1944)

1921年制作。1989年鋳造。

左側から
   
右側から

   


平成3年(1991年)3月、寄贈。

梶山季之文学碑


花不語

平成3年(1991年)5月、建立。

 この碑銘「花不語」(花は語らず)は、故人が揮毫に用い、心情の一端を托した言葉である。

 梶山季之は昭和5年、ソウルに生まれ、終戦後、両親の郷里地御前(現廿日市市)へ引揚げた。のち、市内水主町(現加古町)に居住、学生時代を送った。

 在学中より文学への素志を培い、有志をあつめ、主導的役割をもって、焦土広島の地における文化の創造と振興に関与、その実践力は抜群の成果を生み、文化的営為の基礎づくりに貢献した。昭和28年上京、昭和37年、「黒の試走車」により。一躍、世評を高め、文学の一分野を拓いた。爾後、その著作は、昭和40年代の社会環境を如実に反映し、さらに季節社を創設して、日本文壇基礎資料収集に尽力、近代作家研究に重要な文献を残した。

 昭和50年5月、取材のため香港へ赴き客死。行年45。

 故人の旺盛な活力と文業を偲び、有志あい集まって、広島の未来にわたる文化振興のため、縁となることを願い、ここに故人ゆかりの地にこれを建つ。

知らなかった。

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