長谷川馬光

『ふるふすま』(竹阿編)

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馬光の七回忌追善集。竹阿編。自序。

宝暦7年(1757年)、刊。

老の暮ふすまの皺も笑われす
   夕可庵
 馬光

   歌仙 不易

炭かまや霞の種にくへ残し
馬光

 春を隔つる雪の山松
 素丸



   歌仙 流行

若竹や其の節々の薄化粧
馬光

 月水々と明て夏の戸
 竹阿



春たつや椴の見越の殿造リ
 馬光

元日や野分の跡の朝日かけ
 竹阿

神代には塗ツた物なし梅の花
   加賀
 幾暁庵

時鳥一声四百八十寺
 素丸

浮雲も餌に成ものか時鳥
   
 宗端
 (ママ)
いかにしても足らぬは命ほとゝき
 晋門七十七翁
 晋流

入相の側まて逃て暑かな
   甲州
 梅馬

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