2013年福 岡

清水寺〜「旅賓之墓」〜
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北九州市小倉北区清水に清水寺がある。


 青竜山清水寺は創建の年代は不詳ですが、慶長5年(1600年)細川忠興築城に際して、城の裏鬼門に当たる現在地に堂宇を建てて、祈祷所としました。寛永9年(1632年)入国した小笠原忠真も夫人の永貞院とともに深い信仰を寄せました。

ちなみに小倉城の東北鬼門には延命寺がある。

旧参道の正面に「旅賓之墓」があった。


 大阪の実業家橋本豊次郎(1888〜1937)が、亡くなった行路病者の供養の碑として、大正12年(1923年)旧小倉市に寄進したものです。碑面に施主某とあるのは、自分の名前を出さないことを条件に寄進したからです。

 「旅賓」とは無名の行き倒れの人でも、小倉に来た以上は旅の客である賓客(まろうど)として弔うのが礼儀であるという考えから、自らが名づけたものです。

 豊次郎は、北九州の文化サロンといわれた「櫓山荘」の所有者で、北九州の文化運動を援助しました。夫人は女流俳人の橋本多佳子です。豊次郎は昭和12年(1937年)大阪で亡くなりましたが、遺言によりここに分骨されています。

「旅賓之墓」の左手に「芭蕉塚」があった。


蕉 翁

 碑面にただ「芭翁」と刻んでいるだけで、建てられた年代などは不明です。

青龍山観音院清水寺


聖武天皇勅願所。

大宝年間、観任僧正の開基。豊前国企救の御堂と称した。

真言宗の寺である。

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