2020年愛 媛

白猪の滝公園〜子規と漱石の句碑〜
indexにもどる

東温市河之内の国道494号を行くと、白猪の滝公園がある。

駐車場に車を停めて、30分ほど坂道を上る。

途中に民営有料駐車場があるが、とても素人では来られない。

渓 流


重信川の上流である。

子規と漱石二句一基の句碑があった。


追ひつめ多鶺鴒見えず渓の景
   子規

雲来り雲去る瀑の紅葉可奈
   漱石

昭和58年(1983年)10月、伊予鉄道株式会社建立。

 白猪の滝、唐岬の滝は、景勝地として古くから広く知られ、文人墨客の探勝も多く、なかでも俳聖正岡子規、文豪夏目漱石の観瀑は有名であり、多くの短歌、俳句が残されている。

 子規は、明治24年8月、五友のうち太田柴洲、竹村黄塔と同行し、三並良の母方の親戚に当たる近藤家に一泊し観瀑する。

 漱石は、4年後の明治28年11月に子規が泊まった近藤家に泊まり、翌日観瀑する。漱石は、子規への手紙に蓑笠にて白猪唐岬に瀑一覧致候と書き送っている。

 この句は、子規、漱石がこの地を訪れた時に詠まれたものである。

東温市

漱石の句は『春夏秋冬』(秋之部)に収録。

小さな橋を渡る。


白猪の滝が見えた。


紅葉の頃は見事だろう。

白猪の滝


思いのほか訪れる人が多かった。

当然のことだが、下りは楽だった。

キツネノカミソリが咲いていた。


ヒガンバナ科の花である。

唐岬の滝へ。

2020年愛 媛〜に戻る