牧水ゆかりの地

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伊香保温泉〜千明仁泉亭〜

伊香保温泉の石段街を登ると、「千明(ちぎら)仁泉亭」があった。


「千明仁泉亭」


 徳冨蘆花は「千明(ちぎら)仁泉亭」に宿を取り、明治31年から翌32年まで小説「不如帰(ほととぎす)」を国民新聞に掲載した。

 大正7年(1918年)11月12日、若山牧水は「千明(ちぎら)仁泉亭」から奥さんに絵葉書を出している。

 千明(ちぎら)といふのは、たしか「不如歸」の場面に出て来る宿ではないか、たしかさう思ふ、大きな、割に静かな宿だ、

翌13日、牧水は伊香保温泉を立ち、沼田から馬車で水上に向かう。

 雪の山は段々と近づいて来た。丁度馬車の正面に当る方角に見ゆる山の形にどうも見覚えのある気がするので、ふと思ひついて馬車屋にあの辺の山は伊香保から見えはせぬかと訊けば、見えますとも、千明さんの庭などからは真正面だ、といふ。

『静かなる旅をゆきつつ』「利根の奥へ」

 昭和14年(1939年)10月5日、与謝野晶子は伊香保温泉に吟行。「千明(ちぎら)仁泉亭」に泊まっている。

翌6日、与謝野晶子は榛名湖へ。

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