芭蕉の句碑群 馬


志ばらくは花のうえなる月夜かな

藤岡市上日野に養浩院という寺がある。


養浩院の門前下に「芭蕉塚の碑」があった。

芭蕉塚の碑


志ばらくは花のうえなる月夜かな

出典は『初蝉』(風国編)。

貞亨5年(1688年)春、「笈の小文」の旅の途上で詠まれた句。

『蕉翁句集』には「よし野にて」と前書きがある。芭蕉45歳の時である。

藤岡市指定重要文化財である。

 碑身237センチ、幅128センチ、厚さ10.3センチの緑泥片岩に「志ばらくは花のうえなる月夜かな 青荷書」と刻まれている。

 この碑は明治3年(1870年)、当地の俳人たちが伊賀上野にある芭蕉の墓に参詣し、金2円を寄進して墓土を受け、俳塚の形式をとって建てたものである。

藤岡市教育委員会

「伊賀上野にある芭蕉の墓」は義仲寺にある芭蕉の墓である。

青荷は武州児玉の俳人。

芭蕉句碑は群馬県内に210基があるという。

「芭蕉塚の碑」の右に小さな句碑があった。


月や花や立ぬさとなし芭蕉塚
   喜月

ふら年ど母今日は翁の時雨かな
   風梅

   各追福

喜月は日野の俳人新井喜善治。明治36年(1903年)、没。

風梅は宮沢弁蔵。明治17年(1884年)、没。

実大山養浩院


臨済宗妙心寺派の寺である。

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