芭蕉の句碑


としとしやさくらをこやす花のちり

伊東市宇佐美に善朝寺という寺がある。


日蓮宗の寺である。

 宇佐美は身延山中興の祖、久遠寺第十一世貫主行学院日朝上人生誕の地。

妙秀山善朝寺


山号は日朝上人の母の法号、寺号は父の法号である。

本堂の右手に芭蕉の句碑があった。


としとしやさくらをこやす花のちり

出典は『蕉翁句集』(土芳編)。

元禄4年(1691年)3月23日、伊賀の万乎別墅桜見の会で詠まれた句。

芭蕉48歳の時である。

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