芭蕉の句碑群 馬


冬こもりまた寄そはむ此はしら

渋川市赤城町津久田の津久田交差点に津久田第二集会所がある。


集会所裏の旧家の庭に芭蕉の句碑があった。


冬こもりまた寄そはむ此はしら

出典は『阿羅野』

元禄元年(1688年)冬、芭蕉45歳の句。

安政2年(1855年)、建立。藍沢無満書。

九々老樵丹丘云々とあるから安政二年の建立だが、文久三年版の僖丸編「芭蕉塚」にもれている疑問の句碑。同家の伝説では先代が庭作りの際ソトテという処から移したという。元禄元年「曠野にある句で県下唯一基。

『上毛芭蕉塚』(本多夏彦著)

石灯籠にも芭蕉の句碑が刻まれていた。


明月や児達並ふ堂の橡

出典は『初蝉』(風国編)。

 元禄四年「初蝉」の句で“名月”が正しいのだが、これを総高四尺七寸の石ドウロウのサオ部に刻んで、念仏供養同行十二人とあるものが、当初木下堂(いまはない)の宝前に献じられた年月は分らないが、隣村寺後集落の観音堂所在元禄五年建立のドウ(幢)身に庚申像と三猿を半肉彫りにした石ドウ(幢)の影響を受けたかと思われるトウロウ兼用句碑の変り種が、勢多郡赤城村津久田の青木茂氏庭園にもう一本問題の句碑と並立するところまさに上毛芭蕉塚豪華版。

『上毛芭蕉塚』(本多夏彦著)

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