芭蕉の句碑
ひらひらと挙ぐる扇や雲の峰
大津市京町3丁目に天孫神社がある。
天孫神社前の歩道に芭蕉の句碑があった。
ひらひらと挙ぐる扇や雲の峰
出典は『笈日記』。
元禄7年(1694年)6月中旬、芭蕉翁はこのあたりに住んでいた能太夫の本間主馬の家を門人支考とともに訪問し、俳句の会を催しました。
主馬がひらひらとさせながら舞っている見事なようすは、湖の上に浮かぶ雲の峰のようだとほめたたえています。
この句は、芭蕉翁が大津に最後に滞在していたときに作られたものです。
大津市
7月15日、芭蕉は大津から帰郷。
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