芭蕉の句碑
葉類裳やゝ希之起登々南宇月と梅
仙台市青葉区本町に滝沢神社がある。
滝沢神社
滝沢神社は、初め仙台市青葉区川内亀岡にあり、天和元年(1681年)に当時同心町にあった亀岡八幡と社地入替になった。
滝沢神社に芭蕉の句碑があった。
葉類裳やゝ希之起登々南宇月と梅
出典は『薦獅子集』(巴水編)。
元禄6年(1693年)1月20日、深川芭蕉庵から大垣の木因に宛てた書簡にある。
木因は岐阜大垣の廻船問屋の主人。
文政11年(1828年)2月、建立。
碑陰に雄淵・曰人等建碑者31人が連名で刻んである。
「梅月碑」と呼ばれている。
昭和20年(1945年)7月10日未明の空襲で破壊された。
昭和51年(1976年)5月15日、滝沢神社例祭の日に神社総代会が断片を継ぎ合わせ補修復元して再建。
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