芭蕉の句碑


馬をさへ詠る雪のあしたかな

安中市の鷹巣神社に芭蕉の句碑があるというので、探してみた。

安中市板鼻の鷹之巣橋手前で細い坂道を登る。


鷹巣神社の参道である。

崩れかけた門があった。


参道とはいっても、この先に道はない。

藪をかき分けていくと、立派な芭蕉の句碑があった。


馬をさへ詠る雪のあしたかな

出典は『野ざらし紀行』

貞亨元年(1684年)、熱田で詠まれた句。

天保5年(1834年)4月、建立。石倉鳳朗筆。

『諸国翁墳記』に「翁 塚 中山道上野國碓氷郡板鼻宿鷹巣山」とある。

立派な芭蕉の句碑であったが、いずれ分からなくなってしまうだろう。

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