芭蕉の句碑長 野


兎も角もならてや雪の枯尾花

南箕輪村田畑に田畑公民館がある。


田畑公民館を下ったT字路に芭蕉の句碑があった。


兎も角もならてや雪の枯尾花

出典は『北の山』

行脚のとしをかさね、東武にかへりて」と前書きがある。

 元禄4年(1691年)10月29日、芭蕉は『奥の細道』の旅以来久々に江戸に帰ってきた。

碑陰に里朝・菊叟・花六・三暁の名がある。

幻や真葛が中に人の音
   ゝ箕輪
 里朝

馬道や蹴あげの葛の裏表
   ゝ巴雪改
 三暁

楢鉤橦風落て葛に吹纏ふ
   ゝミノハ
 菊児


寛政9年(1797年)、三暁没。

文化4年(1807年)、里朝没。

文化6年(1809年)4月、建立。

中村伯先書。

三暁の句

朝山や顔ひやひやと桜ちる


里朝・菊叟の句

行秋やかるく成たる桔槹
   菊叟

梅か香に鶏をそき夜明哉
   里朝


里朝の句

船かけて月の桜を枕かな


捨鶏や歌よむ僧か夏ころ


寝のひして夢のあとつく春夜哉


夏山の水の香りに何か似ん


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