芭蕉の句碑


春もやゝけしきとゝのふ月と梅

十日町市水野町に聖聚院という寺がある。


聖聚院の片隅に芭蕉の句碑があった。


芭蕉翁

碑陰に芭蕉の句が刻まれている。

春もやゝけしきとゝのふ月と梅

出典は『薦獅子集』(巴水編)。

 元禄6年(1693年)1月20日、深川芭蕉庵から大垣の木因に宛てた書簡にある。

寛政2年(1790年)、『華鳥風月集』(桃路編)刊。完来序、闌更跋。

 寛政4年(1792年)6月12日、可楽庵桃路は芭蕉の句碑を建立。『華鳥風月集』を供えて芭蕉翁百年遠忌を営む。

『諸国翁墳記』に「梅月塚 越後十日町 可楽庵桃路建」とある。

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