芭蕉の句碑


八九間空傳雨降柳可南

笛吹市御坂町に正法寺という寺がある。


正法寺に芭蕉の句碑があった。


八九間空傳雨降柳可南

元禄7年(1694年)春、芭蕉51歳。

『続猿蓑』(沾圃編)巻頭の句である。

明治30年(1897年)、建立。

往古は成田山金剛寺と呼ばれた寺院であった。

当時の本尊は薬師如来で、その脇佛として不動明王があったと伝えられる。

成田不動尊


木造不動明王立像は笛吹市指定文化財。

金剛山正法寺


暦応3年(1340年)、新たに草創。

現在の本尊は釈迦如来。

臨済宗建長寺派の寺である。

芭蕉の句碑に戻る。