芭蕉の句碑


あの雲は稻妻を待つたより哉

県道59号羽生妻沼線を行くと、行田市須加に如来堂がある。


如来堂


寛政7年(1795年)、堂宇建立。

如来堂に芭蕉の句碑があった。


あの雲は稻妻を待つたより哉

出典は『阿羅野』(荷兮編)。

貞亨5年(1688年)初秋、芭蕉45歳の時の句。

文久2年(1862年)1月、建立。

 『諸国翁墳記』に「芭蕉塚 武ы驪ハ郡忍領須加村字横塚庚申塚 曲山建之」とある。

「一山堂句碑」と言われるが、「一山堂」も今はない。

一山は薩摩藩の眼科医で、如来堂の開山をなす。当地で寂。

如来堂の北は利根川。


武蔵大橋が見える。

 行田市須加の須加氏宅にも芭蕉の句碑があるそうだが、後日探してみることにする。

照岩寺へ。

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