芭蕉の句碑


春もやゝ氣色とゝのふ月と梅

阿賀野市外城町の瓢湖畔に水原八幡宮がある。


水原八幡宮


社殿の手前右手に芭蕉の句碑があった。


    かるき我世と
    詠し玉ひし其名
    を負ひたる瓢睡湖の
    ほとりに二樹としの
    梅を移し植て
   祖翁の碑を建るも
    兼ては東山の月まつ
    たつきよりかし

春もやゝ氣色とゝのふ月と梅

出典は『薦獅子集』(巴水編)。

 元禄6年(1693年)1月20日、深川芭蕉庵から大垣の木因に宛てた書簡にある。

『蕉翁句集』は「元禄五甲(ママ)ノとし」とする。

社殿の手前左手には金子兜太の句碑があった。


霧と白鳥白鳥に霧というべきか

平成6年(1994年)9月10日、海程新潟支部建立。

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