芭蕉の句碑
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山 形
雲の峰幾つ崩れて月の山
西川町吉川の寒河江川沿いに獅子ケ口諏訪神社がある。
獅子ケ口諏訪神社
山形自動車道が獅子ケ口諏訪神社本宮6メートルうしろ西側を通過するため移転した。
左手に旧社殿が移転保存されている。
獅子ケ口諏訪神社本宮趾に芭蕉の句碑があった。
雲の峰幾つ崩れて月の山
出典は『奥の細道』。
元禄2年(1689年)6月6日(陽暦7月22日)、芭蕉は
月山
頂上まで登り、山小屋に一夜を明かして、7日には
湯殿山神社
に詣でた。
田川鳳郎
の句碑もあった。
啼トいふ話のミ聞く田螺哉
『鳳朗發句集』
(惺庵西馬編)に収録されている句である。
「
翌日つこふ水も汲けりほととぎす 稲州
」、「
五月雨や茶の火おこせばいぶり炭 風外
」の句も刻まれているというが、分からなかった。
文政7年(1824年)、稲州は獅子ケ口諏訪神社に句を奉納。
雉子鳴や樹々の眠りのさめる時
未申酉戌亥
『我庵集』
芭蕉の句碑
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