芭蕉の句碑
御命講や阿ふらのやう奈酒五升
富士見町下蔦木の旧甲州街道入口の坂を上ると、街道沿いに真福寺という寺がある。
鐘楼門
鐘楼門を入ると、左手に芭蕉の句碑があった。
御命講や阿ふらのやう奈酒五升
出典は『芭蕉庵小文庫』。
元禄5年(1692年)、芭蕉49歳の時の句。
日蓮消息文「新麦一斗、筍(たけのこ)三本、油のやうな酒五升、南無妙法蓮華経と回向いたし候」による。
小池蘿城建立。
清浄山真福寺
日蓮宗の寺である。
本堂の左手に「はせを」の句碑があった。
露おちて松の葉かるきあしたかな
出典は不詳。
明治26年(1893年)10月12日、芭蕉の二百回忌に小池蘿城建立。
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