芭蕉の句碑群 馬


傘におしわけ見たる柳かな

見通灯篭から中仙道の旧道を行く。


右に八坂神社がある。


八坂神社に翁塚があった。


傘におしわけ見たる柳かな

出典は『炭俵』

元禄7年(1694年)、濁子・野坡らとの句会の発句。

   雨 中

傘におし分見たる柳かな
   芭蕉
 わか草青む塀の筑(つき)さし
   濁子
おぼろ月いまだ巨燵にすくみゐて
   涼葉
 使の者に礼いふてやる
   野坡
せんたくをしてより裄(ゆき)のつまりけり
   利牛
 誉られてまた出す吸もの
   宗波

柳茶屋の芭蕉句碑

 昔、このあたりに柳の大木があり、側の茶屋を柳茶屋と言った。新町宿の俳人小渕湛水・苗木白水らが柳にちなむ芭蕉の俳句を撰して天保10年頃句碑を建てた。

 『諸国翁墳記』に「翁 塚 上州緑埜郡新町宿 小淵湛水・苗木白水建之」とある。

 文政元年(1818年)5月、半場里丸は身延山詣でに出立。信州から上州へ入り湛水を訪ねている。

浅ちふもこゝろつくしよ秋の月


白水の句

夕柳余処にも春のみゆる也


小林本陣跡へ。

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